こんにちは。
宮城県岩沼市の
いわぬま矯正歯科クリニック院長小森です。
それでは、歯列矯正の値段はどのように決まっているのでしょうか?
保険診療と自費(保険外)診療
保険診療とは?
自費(保険外)診療とは?
自費(保険外)診療の料金に関わる要因
①材料費
歯列矯正は何かしらの装置を必要とします。その装置を自作するのであれば原材料の料金、技工士に作製を依頼するのであればその技工費です。
②技術費
矯正治療は材料があればできる物ではありません。そこには経験に基づく診断能力や装置を取り扱う技術能力を必要とします。直接目に見える物ではありませんが、料金として算定に値する事項です。
③医療機関運営に関わる経費
その他にも医療機関を運営するための必要経費があります。例を挙げるなら、人件費・家賃・光熱費etc、、、挙げたらキリがありません。
④周辺の料金設定
いわゆる「相場」と呼ばれるものです。周辺の状況によって変動します。歯科医院が多い地域は競争原理が働くので、必ずしも都心部が高く地方が安いというわけでもありません。
料金が安ければ良心的なのか?
前に述べたとおり、歯列矯正の料金は全て自己負担であり、様々な要因によって決定されます。そのため、他の歯科診療の料金は数百円~数千円程度であるのに対して、歯科矯正治療の料金は数十万円になってしまうので、かなり割高な印象を受けてしまいます。
しかし、その料金の成り立ちを調べると、理由もなく高いのではありません。
薄利多売で安く治療を受けられる所もあると思いますが、「しっかりした治療を受ける事ができる金額なのか?」と考えてみる必要はあるかもしれません。
まとめ
2000年代初めのハンバーガーなどのファストフードや、2010年代初めの牛丼など、値下げ競争が激しくおこなわれていた時期がありました。いわゆるデフレ(デフレーション)という状態で、このようになると、
(1)物の値段が下がる
(2)給与が下がる
(3)消費が冷え込む
(4)物の値段が下がる
以上のような負のスパイラル(連鎖)になり、結果的に景気が悪くなります。
事前にしっかり情報を得て、自分に合った医療機関を見つけて頂ければ幸いです。
また、それでもお金が無い場合にどのように考えれば良いかのヒントをご説明させていただきました。参考にして頂ければ幸いです。