こんにちは。
宮城県岩沼市の
いわぬま矯正歯科クリニック院長小森です。
今回は歯列矯正の料金を安くする方法に関してご説明させていただきます。
歯の矯正は安くできる?
歯科矯正治療は高額なので、できれば安い方が良いに決まっています。そのため、色々調べて安く治療ができる歯科医院を探している方がおられるのですが、自分にとってベストの治療を選択するとなると必ずしも安い所が良いとは限りません。
ですが、治療費そのものは歯科医院ごとに料金が決まっているものなので、「安くして欲しい」と言った所で安くなりません。
そこで、ここでは「歯列矯正で受けて戻るお金」に関して、少しではありますがまとめました。
そもそもお金が無いという方の場合は、別の記事をお読みください。
医療費控除
医療費控除とは、世帯ごとに医療費を支払った場合に受ける事ができる所得控除です。
計算式は以下のようになります(最高200万円)。
【支払った医療費の合計額】-【保険金など】-10万円=控除額
控除額がすべて安くなるわけではなく、課税所得が控除額分減って所得税と住民税が安くなります。
確定申告時に申請する必要があります。
勤務先の福利厚生
お勤め先によりますが、福利厚生で補助金が出る場合があります。企業さまによりますが、役職の違いや本人かご家族かで金額が変わる事が多いようです。
福利厚生を利用する際に、歯科医院が指定されている可能性があります。お勤め先にご確認してください。
地方自治体の医療費助成
歯の矯正は基本的に健康保険が適用されませんが、一部疾患が適用になっています。
18歳までであれば、健康保険適用の治療費は自治体の負担になっている場合があります。それを利用すれば無料もしくは低料金で歯列矯正ができる可能性があります。
まとめ
歯科医院は基本的に治療をする所なので、お金が戻るなどお得な情報は丁寧にひとつひとつ教えてくれるわけではありません。
患者さまごとに状況が違うので、歯科医院としても伝えにくいのです。
今は幸いな事にネットでいくらでも調べられます。調べすぎもよくありませんが、ちゃんとした情報を得られるようにする事が歯列矯正に限らず大切なのかもしれません。