矯正歯科に就職するにはどのようにすれば良いですか？

（２）歯科衛生士

国家資格を持ち、患者さまの口の中で作業する事ができます。
精密検査、診療ごとの口腔清掃、一部装置調整（歯科医師の指示に従って）など、診療では一番患者さまに関わりを持つ事になるかもしれません。

　矯正歯科は、歯科衛生士が重要な役割を担っています。

（３）歯科技工士

歯型や矯正装置の作製をおこないます。
普通の歯科医院（一般歯科）では、入れ歯や差し歯を作る事が多いのですが、矯正歯科専門の歯科医院ではほとんど作る事はありません。
患者さまが歯科医院でお会いする事は、ほとんど無いかもしれません。歯科医院によっては装置作製を歯科医師が自作していたり外注していたりするので、元々歯科技工士がいない所もあります。
歯科技工士は国家資格ですので、定められた学校に通う必要があります。

（４）歯科医師

患者さまの話を聞いて（相談）、それを基に矯正治療の計画を作成します（診断）。実際に診療を進めていきます。レントゲンのボタンを押すのも歯科医師の仕事です。
当然のことですが国家資格が必要なので、特定の学校（大学歯学部）に通って試験に合格しなければなりません。
矯正歯科は歯科医師であれば誰でも診療して良いのですが、その特殊性から矯正歯科専門の歯科医師は卒後数年間大学病院や専門の歯科医院に勤める事がほとんどです。

（５）その他

その他に事務員、保育士、管理栄養士、看護師、、、様々な職種の方々が勤めている場合があります。それぞれ、歯科医院の考え方によって異なります。

どのようにして求人情報を探すか？

どのような職業でもそうですが、ぼーっとしていても求人情報はやってきません。矯正歯科もそうです。何かしらから情報を得る事になります。

（１）インターネット・雑誌

歯科衛生士の求人情報

歯科医師の求人情報

歯科医師限定／非公開求人数で選ぶなら【ファーストナビ歯科医師】

（２）ハローワーク

　ハローワークにも求人情報はあります。募集する側もされる側も料金がかからないので、こちらでしか募集していない歯科医院も多いです。

（３）直接電話で問い合わせ

　また、就職したい所の求人は、いつのタイミングになるかわからないからです。

矯正歯科に勤めた場合の特典

そんなにありません（笑）

　医院さんによっては、安くもしくは無料で歯列矯正をしてもらえるくらいでしょうか。

まとめ

矯正歯科は普通の歯科医院（一般歯科）と若干異なる仕事をしています。とはいえ、そこで勤めるのに違いがあるかというと、そのような事はありません。
最近は、他の業界と同様に歯科業界も人手不足です。その中で矯正歯科に興味を持って頂けるだけで、私は感謝しかありません。